top of page

☆「美少女キャラクターのたわいもない会話や日常生活を延々と描くことを主眼とした作品群。」Wikipedia「空気系」より抜粋)

☆「劇的なストーリー展開を極力排除した、登場人物達が送る日常を淡々と描写するもの」ニコニコ大百科「日常系」より抜粋)

☆「登場人物が各々の性格から成る持ち味を発揮しつつ、「日常」を送る物語の事。」Pixiv百科事典「日常系」より抜粋)

「日常系」という表現はよくなされますが、明確に定義がされているものではありません。

いくつかの情報源にあたると、概ね次のような表現で説明がなされています。

☆明確な、または劇的なストーリーの展開が無い平穏な日常生活を描写した作品。

たわいもない会話のやり取りや何気ない仕草に代表される、登場人物もしくは登場人物同士の言動・コミュニケーションに焦点を当てた作品。

その上で、「日常系」特有の要素を抽出すると、次のように挙げることができます。

☆登場人物による日常生活を描いている(日常生活性)

☆明確な、または劇的なストーリー展開が無い(非激変性)

☆不穏な表現が存在しない(平穏性)

☆著しく常軌を逸した事態が発生しない(非超常性)

登場キャラクターたちが日常生活を営んでいる様子を描いていることは、「日常系」と表現する以上、絶対条件です(日常生活性)。

ですが、どんな日常も「日常系」と表現できるとは限りません。

明確な目標などが設定されていたり、ストーリーの流れが急変するような環境下で営まれていたりする日々は、「日常系」から一線を画し、成長物語やアドベンチャーなどのジャンルとして捉えられるべきでしょう。明確な、または劇的なストーリー展開を有さず、ただただキャラクターたちの日常にフォーカスした作品こそ、「日常系」と言えるのです。(非激変性)。

また、描かれる日常の内容にも、いくつかの特徴を見出すことができます。

「日常系」と評される作品で描かれる日常には、不穏な描写(展開・表現・心理状態等)が挟まることは概ねありません。「日常系」作品では、見ていて楽しめてホッコリと癒されるような、ほのぼのとした平和な日常が繰り広げられるのです(平穏性)。

そして、非現実的、非科学的なことが起こることもありません。これは、描かれる日常の舞台となる世界観を基準に考えたときに、常軌を逸したような突飛な出来事が起きないことを意味します。「日常系」でいう日常とは、あくまでも、登場キャラクターたちの自然な日常生活を切り取ったものなのです(非超常性)。

≪日常系4要素≫

☆日常生活性

☆非激変性

☆平穏性

☆非超常性

以上が、いわゆる「日常系」作品が持つ特徴と言えます(以降「日常系4要素」と表現します)。

裏返して言えば、上記「日常系4要素」を含んだ作品を「日常系」作品と表現することもできます。こうした観点に立てば、「日常系4要素」を"日常系4条件"と読み替えることも可能です。

本サイトでは、上記の「日常系4要素」全てを明白に満たす作品に加えて、各要素を明白に満たすとまでは言えないものの、各要素を部分的に満たしている作品も含めて、「日常系」作品として捉えて掲載する方針を採っております。

つまり、厳密性を追求せず、「日常系」を広く捉えようというのが、本サイト管理人の考えです。

本サイトにおける日常系アニメ

=「日常系4要素」全てを明白に満たす作品

 +「日常系4要素」の各要素を部分的に満たす作品

☆「日常系」とは?

それぞれの表現を見比べると、いくつか似通った表現が存在することが分かります。

しかし、これらの説明からは、「日常系」かどうかを判別できるような明確な基準を読み取ることはできません。

それ故に、「日常系とは何か」、「この作品は日常系か」との論争が幾度となく巻き起こるのです。

 

 

上記の説明を踏まえた上で、ここでは次のように「日常系」を捉えたいと思います。

​検索

《公式バナー》
《訪問者カウンター》
のんのんびより バナー2.jpg
ステラのまほう2.png
たまゆらバナー.jpg
のんのんびより バナー.jpg
たまゆらバナー2.jpg
bottom of page